季節を感じるデザイン
2023/5/17の課題
夏の季節が近づいてきましたね。
この時期は外の蒸し暑さではなく、店内に入った時のひんやりとした空気で「もうそんな季節かぁ」と自覚させられます。学校帰りに外を散策できるかどうかギリギリの気温になってきたので、珍しく遠出をしてデザインを探してきました。
今回のテーマは「季節を感じるデザイン」。おそらく夏のことであっているかと思います。
季節を感じるデザイン? それも夏っぽいもの… 海とかハイビスカスとか?と安直に考えて探してしまいそうですが、街を歩いているうちに、私たちはショーウィンドウや入口から見える品物に興味を惹かれて入店するかどうかを決めていると気づきました。商品をより魅了的に見せるために工夫するのも、デザインの一環ではないでしょうか。
そこで、店を覗いた時に「夏だ〜!」と思うデザイン及び工夫されたディスプレイを探してみると、工夫して商品を陳列していることに気がついたので、いくつかまとめていこうと思います。
これはドンキホーテの店内です。
写っている商品棚はちょうど店の外と並行に置かれており、外からでも何が置いてあるのかわかりやすくなっていました。
そして、そんな一番目を引く場所に陳列されていたのが「冷感グッツ」! これからどんどん蒸し暑くなると思いますが、そんな天候の中を歩いている時にこの商品棚を見つけたが最後、蛍光灯に群がる虫のように惹きつけられて購入してしまうこと間違いなしでしょう。
もはや集客を通り越してトラップに近いディスプレイ方法です。
その隣には、冷感グッツと比べると少々値が張るモバイルファンが。
POPには「どこでも使える!」「小型で便利!」と、これを言われて喜ばない消費者はいないキャッチフレーズが書いてあります。暑さで判断力を奪われた頭には、とても魅力的に映るはずです。私も思わず購入を真剣に考えそうになりました。
こちらはユニクロのショーウィンドウです。
だぼっとしたジーンズに薄手のシャツは、いかにも夏を感じさせる涼しそうなコーデですね。
外から見える店内の様子は…
色数と量が多い!
人間(特に女性)は色数が多く、グラデーションに並んでいるものに本能的に惹かれてしまうというのを昔どこかで聞いたことがありますが、これは意図して陳列しているのでしょうか。ショーウィンドウが気になって店内を覗き込んだ客を絶対に逃さないという工夫が感じられます。
そしてPOPのキャッチフレーズも印象的ですね。シンプルながらとても良いものに見えてきました。色も明るく元気が出そうなビタミンカラーで、夏にぴったりの色合いだと思います。
ユニクロには売れない色、通称「捨て色」と呼ばれる色で作った製品をあえて販売していると聞いたことがありますが、この場合の捨て色は何色なのかと想像しながら店内を回るのも楽しそうです。
まとめ
意外と季節感を売りにしたデザインは少ないんだな、と感じました。私が着眼した店が悪かったのかも知れませんが、デザインというよりかは夏だと売れるだろうなという商品ばかり目に入ってしまいました。
デザインを見る目を養わないといけません。反省です。
0コメント