　私の中のルールで母に「家事」に関係するものはプレゼントしないと決めているので、これは除外しました。誕生日や母の日などのイベントくらいは、母親という役割から解放してあげたいと思っているからです。

　さて、この中でカエルは去年プレゼントしたので除去します。カエルでテーマを統一してもいいのですが、ワンパターン化すると予想する楽しみが半減してしまう恐れがあります。

　母はキッチンに飾る大きな絵が欲しいと言っていたのでなにか描こうかとも思いましたが、道具や送料の面で残念ながら無理そうです。入浴剤やアロマ系の物も過去にプレゼントしたし、お皿はたくさんあっても正直困ります。園芸は自分で作れるもので何を贈れば良いのかわかりません。

　…あれ？贈れるものが無くない？

　私が東京で暮らしている間に新しく母に何かブームが来ているかも知れませんが、今それを聞いてプレゼントをするとなると会話の前後が合いません。母は私がもうプレゼントを発注していると思っているので不自然です。

　他に母が好きなものと言えば私とか自分の娘とか、あとは優佳ちゃんくらいしか思いつきませんが… あれ？じゃあもうそれで良くない？

　私のグッツを作っちゃおうかな！？？！？

　でも流石にこれは如何なものか。いくらなんでも母が私のことを好きだからといって、自分の娘のグッツをもらって喜ぶでしょうか。こういうのは送る側ではなく、受け取る側の気持ちの方が重要です。仮に私が母が印刷されているグッツを貰ったとして喜ぶかと言われると…

　え！？嬉し〜〜〜〜〜〜い！！！！！！！

　そういえば、私は過去に一人暮らしの寂しさを誤魔化そうと母のアクリルスタンドを作ろうとしていたことを思い出しました。

　結局それは母が恥ずかしがってしまった事と母の画像を切り抜くことが面倒臭いといった理由でおじゃんになってしまいましたが、今回は被写体が私なので関係ありません。そして、今の私には過去の私には無い「Photoshop」があります。これで切り抜きも楽になるはずです！

　今回はグッツ制作委員会MYDOOさんに入稿して制作することにしました。少ないロットから安くグッツを作れるので、お気に入りの業者さんです。

　まずはどのようなグッツを制作するか、コンセプトを決めます。

　今回のコンセプトはお菓子。最近お菓子を食べていないので、プレゼントの写真素材を撮影した後のお菓子を食べてしまおうという魂胆です。この時点でだいぶモチベーションが上がってきました。

　とりあえず、ノーマルなアクリルスタンドを制作するために私の全身が写った写真を用意します。